楽天市場への出店方法のまとめ

ショッピングモール

楽天市場への出店方法は?


楽天市場は日本国内で一番知名度が高いネットショップです。

ショッピングカートの機能の充実度としても、またショッピングモールの利用者数もナンバー1で国内で最も利用されているネットショップと言えるでしょう。

ですからネットショップを開業するとなると多くの方が一度は楽天市場に出店することを検討する方も多いと思いますが、楽天市場に出店することによって、意外なことや想像もしなかった事態に遭遇するという事は珍しくありません。

楽天市場の持つ集客力

楽天市場の最大のメリットはやはり日本国内で一番知名度の高いショッピングモールへの
出店ですから出店するだけである程度の集客を期待できるという事です。

例えば独自でネットショップを立ち上げた場合は閑散とした街中にポツリと自分のショップを立ち上げたような物です。このような独自での出店は開店当初は知名度も低くほとんど訪問者を集めることはできません。

独自でネットショップを立ち上げただけで、自力で手間をかけてお金をかけて集客をしないで売上が0円のことが何日も何週間も続き「なんで売れないんだろう?」と首をかしげる店舗さんがいます。
独自でショップを立ちあげた場合は、集客力がゼロなので「なんで売れないんだろう?」というか、それが当たり前だと思った方がいいですね。

つまり、もしネットショップを楽天などモールではなく独自で開業するとなれば出店と同時にそれとは別に何らかの方法で集客を行う必要があるのです。

一方、楽天市場はショッピングカートとしての機能があるだけでなくインターネット上のショッピングモールとしての役割が非常に大きいです。

現実社会で言えば専門店が多数入っている百貨店をイメージしてください。
楽天市場という百貨店に毎日何万人何十万人のお客さんが集まってきます。開店当初はあなたのショップには知名度がないためあなたのショップを目当てに来る方は少ないでしょう。

しかし楽天市場じたいには大量のお客さんの出入りがあります。例え、お客さんのお目当てがあなたのショップでなかったとしても、通りすがりにちょっと寄ってくれるというお客さんがいらっしゃいます。

つまり、楽天市場の出店者の最大のメリットは独自で集客を0から行わなくても出店するだけで一定の集客を期待できるのです。

楽天市場の持つ、企業としての安心感

楽天市場には知名度があります。球場まで持つくらいですからここ10年ほどで楽天市場は大企業に成長し日本国内ではかなりの知名度を持ちました。

たいていの方が一度や二度は楽天で買い物した事があるか、買い物経験が無くても少なくとも楽天市場の名前は知っているでしょう。企業としての知名度は、簡単に言ってしまえば、ネットショップにおける安心感です。

不祥事などで悪目立ちしてしまう場合は逆効果な場合もありますが、そうでなければ、知名度の高さは消費者が商品を購入する際の安心感につながりコンバージョン(成約率)の高さにもつながるのです。

また、楽天に出店する際には厳しい審査があります。

違法性のある商品の取り扱い業者は当然審査に通過しませんし、当然、過去に詐欺などの違法行為を行った事業者もブラックリストとして審査に通過しないでしょう。

消費者側としてもこれも安心感の根拠となります。

ネットショップは誰でも簡単にオープンできるのものなので、取引における問題も非常に多いですよね。もちろん楽天市場でのお買い物なら全くトラブルが無いというわけではありませんが、多少なりとも、消費者側にとって最低限の安心感は得られるでしょう。

つまり、あなたがもしネットショップを
・楽天市場で出店する
・個人で独自ショップを出店する

どちらの方がお客さんに安心感を持っていただけるかというと当然、楽天市場で出店した方が安心感を持っていただけるのです。そのため仮に同じアクセス数(来店者数)であったとしても、コンバージョン(成約率)にも差が出てくるでしょう。

あなたが立ち上げた個人ショップよりも、楽天市場の傘下の元立ち上げたショップの方が消費者にとってはより安心で信頼がおけるからです。

電話サポートがあるから初心者でも安心

楽天では、楽天の操作に関してのサポートを電話で受けることができます。

専任のECコンサルタントがつくのでネットショップ運営に関する相談を受け放題。おそらく、あなたにとってはネットショップの運営は初めての経験となるのではないでしょうか。その際、ネットショップ運営にまつわる悩み事は限りなく出てくるでしょう。

楽天市場では全出店店舗に専任のECコンサルタントがつきます。楽天市場のECコンサルタントは楽天市場でしっかり通販に関する研修を受けた方達なので、あなたが通販の初心者であれば、とても頼りになる存在となるでしょう。

店舗をどのように運営をして、どのように売り上げを上げていけばいいのか、どんどん相談していきましょう。

楽天市場で出店をするデメリット

では楽天市場に出店する際のデメリットとは何でしょうか。
楽天に出店すれば、メリットだらけでバラ色のネットショップライフとなるのでしょうか。

実はそんなことはありません。楽天市場に出店するデメリットも多数あるので、以下にご紹介させていただきます。

出店料が比較的高額です。楽天市場では出店は、他の通販ショップでの出店に比較するとやや高額の出店料金が必要です。

例えば頑張れ!プランを例にしてみます。
月額固定費は
19,500円/月
システム利用料
3.5%~6.5%(ロイヤリティ、マージン)
楽天ポイント1%

前述しました独自でのネットショップ構築なら月額数百円~月額1万円位。システム利用料金(ロイヤリティ、マージン)も無しで出店できるサービスが多いので、比較すると楽天市場は高額となります。

ただし、この費用について、楽天市場の集客力への支払だと思えば納得がいくと思います。結局の所、自力でゼロから集客するのは非常に困難で手間とお金のかかる作業です。
独自ショップを出店した場合は楽天程の出店費用はかかりませんが、その分集客力が弱いので結局、PPC広告等別のサービスにお金をかけて集客する必要があります。

ここまで突き詰めて考えると、楽天市場はただ出店するだけでなく強力な集客力もついてきますから、デメリットでないのかも知れません。

最も売り上げを上げやすいショッピングカートであることは間違いありません。