BASE(ベイス)のおすすめテンプレート(テーマ)と特徴
「誰でも簡単にネットショップが作成できる」がコンセプトのBASE(ベイス)。今日本で一番人気のあるショッピングカートの1つです。
BASEの特徴の1つがテーマ(デザインテンプレート)のクオリティが高いことです。テーマを変更することによって素人でも、着せ替え人形のようにネットショップのデザインを変更することができます。
そんなBASEの強みであるテンプレートの特徴や選び方、おすすめのテンプレートについて解説してみたので、参考にしてもらえれば幸いです!
目次
BASE(ベイス)のテンプレート(テーマ)の特徴と選び方
WebデザイナーやWeb制作会社がテーマ販売できる
アプリ(拡張機能の対応)をチェックする
最終更新日をチェックする
有料テンプレートの値段は関係ない
BASE(ベイス)の無料テンプレート(テーマ)はおすすめしない
BASE(ベイス)のおすすめ有料テンプレート(テーマ)12選
Amsterdam(アムステルダム)
NEUTRAL(ニュートラル)
はんなり
COLLECTION(コレクション)
Natura
Sweet
Paradis
Wish
UNIVERSE
ECAGENT
Stockholm
LPshoot
BASEテンプレートまとめ
BASE(ベイス)のテンプレート(テーマ)の特徴と選び方
おすすめのテンプレートを紹介する前に、まずは、BASEテーマの特徴と選び方について、4点ほど解説しておきたいと思います。
WebデザイナーやWeb制作会社がテーマ販売できる
アプリ(拡張機能の対応)をチェックする
最終更新日をチェックする
有料テンプレートの値段は関係ない
WebデザイナーやWeb制作会社がテーマ販売できる
BASEにはデザインマーケットと呼ばれる有料テンプレートを誰でも出品できる機能があります。
大半のホームページ作成サービスではテンプレートはショッピングカート開発会社が全て開発しており、第三者のWebデザイナー・Web制作会社がテンプレートを公式サイトにて販売するこことができません。
このテンプレートの自由販売制度があるのはBASEと【Shopify】だけです。
Shopifyの評判は?手数料や料金についても解説!
最近、日本でも少しずつShopifyを導入企業が増えてきて、Web制作会社からもECサイトを制作するならオススメされることも多くなってきたので、どのような機能があるのか、評判の特徴を解説したいと思います!
自由に販売できるということで、クオリティが低いテンプレートも出品される不安があるかもしれませんが、BASEではテンプレート販売の審査があり、プロのWeb制作会社でも何十箇所も修正が必要となり、何度も審査落ちを繰り返さなければならないような厳しい基準となっているので、しっかりしたテンプレートしか販売されていません。実際デザインマーケットで購入できるテンプレートはまだ50種類しかありません。
アプリ(拡張機能の対応)をチェックする
BASEには拡張機能を実装するためのアプリという機能があります。アプリをインストールすることによって、通常機能ではない予約販売やブログなどの機能を使うことができるようになります。
BASEの有料テンプレートは全てのアプリに対応している訳ではなく、中には一部非対応の拡張機能もあります。
自分が使いたいと思う、アプリが全て対応しているかどうかは有料テンプレートを購入する前の重要なチェックポイントです。
最終更新日をチェックする
BASEの有料テンプレートには最終更新日が表示されています。この最終更新日が古いものは、そこまでメンテナンスがされていない可能性があり、テーマ制作者がお小遣い稼ぎで行っている可能性があるので、避けた方が無難です。更新が滞っているテーマはアプリなどの未対応も多いです。
最終更新が最低でも1年以内、また複数のテーマをBASEで販売しているデベロッパーから購入するのがおすすめです。
有料テンプレートの値段は関係ない
BASEのテンプレートは5,000円〜13,000円まで幅広い値段があります。値段が高いデザインの方が、性能が良いように感じますが、値段は各々のデベロッパーが好きに設定することができるので、必ずしも料金が高いテンプレートが値段が安いテンプレートよりも優秀な訳ではありません。
値段が高いテーマは、デザインがキレイで機能も充実していることが多いですが、5,000円でも非常にレベルの高いコスパ優秀なテンプレートも中には存在するので、値段だけでテンプレートを選択しないようにしましょう。
ちなみにBASEからも有料のテンプレートが発売されていますが、サードパーティー(第三者)が開発しているテーマの方がクオリティが高いです(笑)
BASE(ベイス)の無料テンプレート(テーマ)はおすすめしない
BASEの無料テンプレートは現在11種類ほど用意されています。無料テーマを使ってもネットショップを完成させることができますが、あまりオススメしません。
というのも、基本的にBASE無料テンプレートは商品をリスト表示するだけのシンプルな設計になっています。なんとなく、「片手間で作ったサイト」「お小遣い稼ぎ・趣味サイト」感が強く、あまり信用してもらえなさそうな印象を与えてしまいます。
自分でHTML・CSSを編集できる方であれば無料テンプレートをカスタマイズしていって、しっかりしたECサイトを構築することもできるかもしれませんが、HTML・CSSの知識がない方には基本的にオススメしません。
BASE無料テーマ一覧
BASE(ベイス)のおすすめ有料テンプレート(テーマ)12選
BASEを使うのであれば、無料ではなく有料テンプレートを利用をおすすめします。
BASEの有料テンプレートは2019年11月現在45種類が販売されています。この中でおすすめの有料テーマをピックアップしてみたので、テンプレート選びの参考にしてもられば幸いです。
Amsterdam(アムステルダム)
NEUTRAL(ニュートラル)
はんなり
COLLECTION(コレクション)
Natura
Sweet
Paradis
Wish
UNIVERSE
ECAGENT
Stockholm
LPshoot
Amsterdam(アムステルダム)
BASEのテンプレートは5,000円〜8,000円のレンジ帯の商品が多いですが、Amsterdamは強気の1万3千円越えのテンプレートとなっています。しかし、それでもクオリティが高いので、BASEでも特に人気の高いテーマの1つとなっています。
BASEユーザーはファッション系のネットショップオーナーが多いですが、Amsterdamはファッション系の写真にマッチしやすい縦型の画像にマッチしたレイアウトに最適化されています。またインスタグラムのフィードを埋め込むこともできます。
ホバーアニメーションなどもしっかり実装されていて、フォントも美しく、まるでファッションサイトを見ているような高級感があります。
テンプレート名
Amsterdam(アムステルダム)
料金
13,200円
デベロッパー
Keita Yamamoto
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/56
NEUTRAL(ニュートラル)
NEUTRALは大画面のアイキャッチのスライドショーが印象的なBASEテンプレートです。
「お知らせ」や「ピックアップ」「おすすめ」などのカテゴリがトップページになるので、様々な情報を掲載したいネットショップオーナーにはオススメとなっています。
システム開発なども得意なWeb制作会社「MAG-NET」が開発しているBASE用テンプレートです。「デザインだけでなくシステムに強い」「個人ではなく法人が開発」という点でMAG-NETのテーマはどれも信頼性が高くおすすめしやすいです。
テンプレート名
NEUTRAL(ニュートラル)
料金
5,500円
デベロッパー
MAG-NET DESIGNER
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/58
はんなり
メニューやテキストの一部が縦書きに対応している珍しいテンプレートです。和食品や和雑貨など日本の伝統的な商品を販売している事業者とは特に相性が良さそうです。
デモサイトはパステル調で少し自社とマッチしないと感じるかもしれませんが、背景・テキスト・ボタンの色など自分で簡単にカスタマイズできる設計になっています。
テンプレート名
はんなり
料金
5,500円
デベロッパー
MAG-NET DESIGNER
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/51
COLLECTION(コレクション)
画像1枚1枚のサイズが大きく、レイアウトもオリジナリティがありオシャレです。カテゴリ機能が少し弱い気もしますが、商品数が少なく、1つ1つの商品をブランディングしていきたいECサイトオーナーは検討してみてください。商品個別ページの関連アイテム表示もいい感じです。
料金も5,500円とBASEテンプレートの中でもリーズナブルなテーマの1つとなっています。
またデスクトップ表示だとSNSボタンやチャットボックスがサイトの左側にオシャレな感じで表示されています。
テンプレート名
COLLECTION(コレクション)
料金
5,500円
デベロッパー
MAG-NET DESIGNER
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/59
Natura
スライドショー・カテゴリのサイドバー・動画埋め込み、バナー表示などバラエティ豊かな機能のあるテンプレートです。
Yahoo!ショッピングや楽天市場などのショッピングモールのようなにぎやかなショッピングサイトを作成したい方にとってはおすすめです。
またスマホで見た際の商品のリスト表示を2列と3列で選択できるなど、スマホユーザーに向けてのカスタマイズ機能にもこだわっています。
テンプレート名
Natura
料金
7,600円
デベロッパー
Dolce Vivace
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/50
Sweet
なんとなくピンタレストやインスタグラムなどの画像系SNSのような印象を受けるBASEテンプレートです。
グリッド表示でオシャレにたくさんの商品を見て欲しいファッション系のネットショップオーナーは検討してみてもいいかもしれません。カラーも柔軟にカスタマイズできるようになっているので、メンズ系のネットショップも作成可能です。
ピンタレストのようなグリッド表示だと商品が少し見つけにくいんじゃないかと感じるかもしれませんが、ナビゲーションメニューがしっかりしているので、目的をもって商品を探しているユーザーにもしっかりと対応できるサイト設計ができます。
ちなみに、Dolce & Vivaceさんのテーマは有料にてテーマの特別カスタマイズを承っています。CSS(装飾)のみなら8,000円、HTML(構造)やJavaScrip(アニメーション)を変更する場合には2万円〜15万円で対応となっているので、Dolce & Vivaceさんのテーマを購入して、さらに自社にマッチした形にブラッシュアップしたい場合にはカスタマイズサービスの利用も検討してみてください。
テンプレート名
Sweet
料金
5,800円
デベロッパー
Dolce Vivace
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/26
Paradis
デスクトップ表示だと楽天やヤフーショッピングのようにサイドバーにてキャンペーン情報を訴求することができ、回遊性やコンバージョンレートを上げる施策を行いやすいBASEテーマです。
ナビゲーションメニューや検索機能などもしっかりしており、オンラインショッピングモールのようなテンプレートを探している方にとっては、完成度の高いテーマの1つでしょう。
「NEW」「SALE」「人気」などのバッジもいい感じのデザインで、本当にどこかのショッピングモールなのかと錯覚するような出来栄えです。
値段は1万円近く高めですが、Dolce & Vivaceさんの販売するテーマの中でも、色々な機能が凝縮された自信作という位置づけでしょう。
テンプレート名
Paradis
料金
9,700円
デベロッパー
Dolce Vivace
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/35
Wish
デスクトップ版だと画面左側がイメージ画像になっている、少々トリッキーなデザインです。
1つの商品のイメージギャラリーの画像数が多めで、Webカタログのような雰囲気でネットショップを作りたい事業者は検討してみてもいいかもしれません。
テンプレート名
Wish
料金
9,700円
デベロッパー
Dolce Vivace
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/41
UNIVERSE
どの業種でもスタンダードにこなせる汎用性の高いデザインテンプレートです。ネットショップとしてだけでなく、EC機能のある公式ホームページとしても運用しやすいかもしれません。
BASEの無料テンプレートよりも高機能だけど、シンプルで普遍的なネットショップを考えている事業者にはオススメのBASE有料テーマの1つです。
カテゴリ・ナビゲーションメニューがしっかりしているので、商品数が多めのショップにも利用できます。
テンプレート名
UNIVERSE
料金
8,800円
デベロッパー
ymtk
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/52
ECAGENT
JavaScriptやCSSによるアニメーションがカッコイイBASEテンプレートです。この低価格でここまでアニメーションがしっかり実装されているのは、相当コスパが高いです。もちろん、レスポンシブデザイン(スマホ対応)でスマホのハンバーガーメニューもオシャレに表示されます。
スライダーもありますし、ブログやニュースなどもトップページに表示されるので、会社の公式サイト兼ネットショップとして利用できそうです。
テンプレート名
ECAGENT
料金
5,000円
デベロッパー
shige
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/49
Stockholm
ブランドサイトとしても活用できるBASEテンプレートです。商品だけでなく、会社のこだわりなどについてもトップページで伝えることができます。
縦長のレイアウトですがアニメーションがしっかり実装されていくので、下にスイスイ読み進めたくなる設計になっています。
シンプルモダンなデザインなので、インテリア雑貨などの商材と相性が良さそうです。
テキスト関連のカスタマイズにもこだわっています。
Stockholm「フォントの切り替え」 from djkeita on Vimeo.
テンプレート名
Stockholm
料金
8,250円
デベロッパー
Keita Yamamoto
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/43
LPshoot
BASEでランディングページ型のネットショップを作成したいと思っている方も多いのではないでしょうか?
ランディングページは縦長で「商品の特徴・お客様の声・よくある質問」などをまとめてしまい、他のページへの遷移をなくすことにより、成約率を上げるレイアウトです。商品が単品もしくは数点のネットショップオーナーにはオススメのサイト設計です。
BASEでランディングページを構築できる数少ないテンプレートが「LPshoot」です。ペライチ並にしっかりしたランディングページがBASEでも簡単に作成することができます。
BASEの場合にはチャットボックスもあるのでLP型とは相性が良さそうです。ちなみにベースでは無形商材の販売も可能となっているので、今後格安でLPを作成する手段としてペライチ並に普及しそうな予感です。
テンプレート名
LPshoot
料金
5,500円
デベロッパー
SOOY
テーマ紹介ページ
https://design.thebase.in/detail/34
BASEテンプレートまとめ
WebデザイナーやWeb制作会社がテーマ販売できる
アプリ(拡張機能の対応)をチェックする
最終更新日をチェックする
有料テンプレートの値段は関係ない
以上BASEのおすすめテンプレートでした。
BASEの有料テンプレートは、審査が厳し目なので、どれを選んでも大きく失敗することは少ないでしょう。
自分の気に入ったデザインで、なおかつ「アプリの対応」と「最終更新日」に気をつけて、自社にマッチしたテンプレートを探してみてください。
ちなみにベイスと同じようにテンプレートが充実しているのが、【Shopify】です。Shopifyは世界的にSEO評価が高く、デザインにもこだわったテンプレートが多いので、BASEと合わせて検討してみてください。